うつ病や心身症等のストレスで心を病んだ方々が増えております。それに呼応するかのように神経科のクリニックも増えております。しかし、それにもに関わらず入院治療が必要と判断されても、これまでの精神科の病院ではイメ−ジが悪く敬遠される方も少なくありませんでした。当院ではそうした方々のニ−ズに応えるように「うつ専門の入院治療」を始めました。
治 療は
まず、疲れきった体を休めてもらうことから始まります。そのなかでストレスチェックをしながらアロマセラピ−を取り入れ、心と体をゆっくり休ませたあと、心身の緊張をほぐすことからはじめていきます。心身が回復しますと、これまでの仕事中心の生活を振り返り、認知療法、カウンセリングに重点が置いて治療を進めていきます。必要に応じて薬も飲んでいただきます。
退院後は家族のあり方にも目を向けて、家族療法、集団家族療法も行っていき、再発に向けて、家族にカウンセラ−になっていただく指導も行っていきます
うつ病は、自然環境に接することも治療のひとつとして考えております。病院敷地には、そのためのヒ−リングスペ−スも用意してあります。また、自然に多く接してもらう目的でプログラムの中で、潮干狩り、釣り、山登りと行った、季節に応じた活動を取り入れております。
「認知行動療法」とは・・・
「認知行動療法」とは、ひとことで言えば、人間が普通に考えていることに焦点を当てて、認知のゆがみを修正していくものです。常識的な考え方から逸脱した自分だけの思い込む「自動思考」によって自分を苦しめる。そのことを一つ一つ検証し、常識的な考え方へと修正して、気持ちを楽にしていくのが「認知行動療法」です。
この「認知行動療法」は、長期のうつ病に苦しむ人のための治療のひとつです。これは、うつ症状を数値で示す「客観的評価」「自己評価」では9割以上の患者さんが改善する、という新しい治療方法でする。
「カウンセリング」
カウンセラ−と対話を重ねていくなかで心の障害を背負って生きているという現実の重さを少しでも和らげたり、心のより不快ところに働きかけて「うまく出せなくなった感情・行動・考え方などが出せるように」サイドからサポ−トしていくのがカウンセリングです。
「アロマセラピ−」
心と身体のバランスを回復させるために、ミントやハ−ブの臭いをかいで清らかな気分に包まれます。こうした心地よい臭いや香りの刺激というのは人を幸せにします。医学的に「幸せになる」ということは、人間が本来持っている自然治癒力を高めるのです。
「芳香療法」というのは植物から濃縮して抽出される精油、エッセンシャルオイルを使用して心と身体のケアを促進させるもので、軽い病気予防の効果が得られるのです。それが、「アロマセラピ−療法」です。